2011年07月01日
第77番 道隆寺
四国八十八カ所 第77番札所 道隆寺
桑多山 明王院 道隆寺 (どうりゅうじ)
〔所在地〕 香川県仲多度郡多度津町北鴨1-3-30
〔宗派〕 真言宗醍醐派
〔開基〕 和気道隆
〔本尊〕 薬師如来
〔真言〕 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
〔略縁起〕 天平勝宝元年(749)に、第七十六番札所金倉寺を建立した和気道善の弟、道隆によって開かれた。 当時、この一帯は和気家の大桑園であったが、その中に毎夜怪しい光を放つ大木があった。 道隆はこの怪光を退治しようと矢を放つが、誤って乳母を射殺してしまう。 悲嘆にくれた道隆は、その木で小さな薬師如来像を刻み、庭の隅に草堂を建てて一心に供養したという。 大師にとっては親類筋の寺である。
-『四国八十八カ所』から-
本堂 大師堂
〔左〕 多宝塔
〔右〕 妙見宮
〔右〕 妙見宮
願いをば 仏道隆に 入りはてて
菩提の月を 見まく欲しさに