2022年11月05日

一寸こけし

佐藤英次 1寸





寸法2.9cmの小寸ながら、典型的な遠刈田系のこげすの形態を呈している

肩のこけた造り付けの胴には襟描きの梅模様

つぶし目に割れ鼻でちょぼ口の面相、頭は古風な蝶形手柄

作者は遠刈田系周治郎系列の佐藤(朝倉)英次(当時22歳位)

昭和8年頃の遠刈田温泉北岡商店の豆こけしである

鈴木鼓堂コレクション『愛玩鼓楽』1376番の現品



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