2010年09月01日

武蔵国一宮 氷川神社(1)







なんだ こりゃ~

氷川神社で見つけた謎のマーク?

拝殿前の献木奉納箱に描かれていました。

社務所の神官さんに尋ねると、

これは氷川神社の神紋で、珍しい雲紋の一種  八雲  だと教わりました。

あの八雲? そうだ、あの八雲だ!

スサノオ大好きの閑人はひとりで納得、感慨にふけった。


     八雲立つ  出雲八重垣  妻籠みに
                八重垣作る  その八重垣を



須佐之男命が出雲国の肥河上で八俣大蛇をやっつけ、櫛名田比売を救った時に詠んだ歌である。

『古事記』『日本書紀』にも載せられた我が国第一番目の歌謡である。

八雲は出雲にかかる枕詞。

出雲国の肥河(ひかわ)〔現在の斐伊川〕の地名が氷川神社の氷川(ひかわ)の語源となったものである。

氷川神社は出雲系の神スサノオノミコトを祀る神社であったのだ。



氷川神社楼門





                                                    〈 続く 〉



この記事へのトラックバックURL

http://manyuuki.mediacat-blog.jp/t57389