2010年09月13日

巡礼へのプロローグ


大麻比古神社と大麻山



今年の2月、閑人は四国阿波の一宮 大麻比古神社 に参詣した。

秀麗な大麻山に抱かれた美しい神社であった。




  神社の長い参道の入り口には、

  四国八十八カ所の第一番札所
  
  霊山寺 が建つ。

  白衣のお遍路さんで賑わい、

  一心に祈る姿が見られた。




霊山寺は天平年間、聖武天皇の勅願により行基が開いたという。

四国讃岐生まれの弘法大師もこの地に滞在し、

天竺の霊山にならい、竺和山霊山寺と名づけたという。


閑人、ふと思う。  なぜ、この地に?  どうして、神社の門前に?

行基菩薩も弘法大師も大麻比古神社に参詣したに違いない !

神に祈り、神の加護を求めて、そのお膝元に霊山寺を開基したのだ !



霊山寺から大麻山を望む




神は寛大だった

神と仏の融合

大麻山はすべてを受け容れた
                                                               




そして ある日

お大師様のお導きがあった

閑人は 夫婦仲良く 四国巡礼に旅立った




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