2010年09月16日

第1番 霊山寺


四国八十八カ所  第1番札所  霊山寺




 竺和山  一乗院   霊山寺 (りょうぜんじ)

 〔所在地〕  徳島県鳴門市大麻町板東塚鼻126

 〔宗派〕  高野山真言宗

 〔本尊〕  釈迦如来

 〔開基〕  行基菩薩

 〔真言〕  のうまく さんまんだ  ぼだなん ばく

 〔略縁起〕  天平年間(729~749)、聖武天皇の勅願により行基が開く。 のちの弘仁6年
 (815)、大師は人間の八十八の煩悩をなくすため、四国に八十八の霊場を開こうと、この地に至
 る。 大師がこの地にやってくると、老師が説話をしていて、多くの弟子、信者がそれを取り囲んで
 いた。 大師は、これを釈迦如来がインドの霊鷲山で説法している姿に似ていると感得、ここにイ
 ンド(天竺)の霊山を移そうと考え、竺和山霊仙寺と名づけたという。
-『四国八十八カ所』から-


 〔本堂〕

 本堂内陣で、住職さんからの法話を拝聴。
 十善戒を授けられ、般若心経を唱える。

 大師の弟子となって旅立つ。

 本尊の釈迦如来像は秘仏。
 大師が刻んだもので左手に玉を持った坐像と
 のこと。




  〔天井画〕
 
  本堂の天井には迫力ある龍の天井画。

  見る角度によって表情が変わります。








  〔大師堂〕

  山門をくぐって右手の奥に大師堂。

  真新しい装束のお遍路さんで賑わう。








   〔多宝塔〕

   仁王門をくぐって左手に多宝塔。

   応永年間(1394~1428)の建造。

   五智如来像を安置しているという。







  〔左〕 扁額

  山門に掲げられた 「竺和山」 の扁額。



     〔右〕 大師像

        同行二人

     お大師様が見守ってくれます。





             霊山の釈迦の御前に巡り来て

                       よろずの罪も消え失せにけり



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