2010年09月18日

第2番 極楽寺


四国八十八カ所  第2番札所  極楽寺




 日照山  無量寿院  極楽寺 (ごくらくじ)

 〔所在地〕  徳島県鳴門市大麻町檜段の上12

 〔宗派〕  高野山真言宗

 〔本尊〕  阿弥陀如来

 〔開基〕  行基菩薩

 〔真言〕  おん  あみりた  ていぜい  からうん

 〔略縁起〕  第一番札所と同じく開基は行基だが、大師がここを第二番札所としたのは弘仁6年
 (815)のこと。  この地で修行をした弘法大師は、結願の日に阿弥陀如来の姿を感得したと
 いう。  その姿を彫刻し、本尊として第二番札所に定めた。  本尊は重要文化財に指定されて
 いる阿弥陀如来。  天正10年(1582)、長宗我部元親の兵火にほとんどが焼失。 万治2年
 (1659)、阿波藩主によって現存の本尊も含め再建されている。
-『四国八十八カ所』から-


三方を山に囲まれた閑寂な雰囲気
仁王門を入ると境内が広がる
岩石と樹木を配置した美しい庭園が目に入る




     本堂内部

  江戸時代初期(1659年)の建立。

  本尊の阿弥陀如来坐像(重要文化財)
  は秘仏で拝見できず。







本堂内部

〔右〕 地獄極楽図
〔左〕 両界曼荼羅図
(徳島県指定有形文化財)







   大師堂

   江戸時代初期(1659年)の建立。

   安産大師(修行大師)像が安置されるという。







   薬師堂
               
   江戸時代末期の建立。







〔左〕 長命杉
弘法大師お手植えと伝えられる樹齢約1200年余りの杉。
(鳴門市天然記念物)


  〔右〕 山門(仁王門)に掲げ
   られた「日照山」の扁額。






        極楽の 弥陀の浄土へ 行きたくば

                     南無阿弥陀佛 口ぐせにせよ



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