2010年09月19日

第3番 金泉寺


四国八十八カ所  第3番札所  金泉寺






  亀光山  釈迦院  金泉寺 (こんせんじ)

  〔所在地〕  徳島県板野郡板野町大寺亀山下66

  〔宗派〕  高野山真言宗

  〔本尊〕  釈迦如来

  〔開基〕  行基菩薩

  〔真言〕  のうまく さんまんだ  ぼだなん ばく

  〔略縁起〕  聖武天皇の勅願により天平年間(729~749)に建立され、行基菩薩が金光明寺
  と命名して開いた。 のちの弘仁年間(810~824)、弘法大師が水不足で悩む人々のために
  井戸を掘り、霊水がわき出たことから寺号を金泉寺と改め、第三番札所に定めたという。 その
  後、この寺を崇拝した亀山天皇が、京都の蓮華王院にならって三十三間堂を建立。 山号を亀
  光山とし、日本中から学僧を集め、講義を行い、寺は学問所として栄えた。
-『四国八十八カ所』から-


『源平盛衰記』に、元暦2年(1185) 源義経がこの寺に立ち寄ったとの記載がある。

境内には弁慶が持ち上げて見せたと伝えられている「弁慶の力石」がある。



              本堂                    本堂内部   本尊は釈迦如来













             大師堂                   八角の観音堂   傍らに大師像


















   山門の仁王像

   〔右〕 阿形像

   〔左〕 吽形像










          極楽の 宝の池を 思えただ

                       黄金の泉 澄みたたえたる




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