2010年09月28日

第4番 大日寺


四国八十八カ所 第4番札所 大日寺





黒巌山 遍照院 大日寺 (だいにちじ)

〔所在地〕 徳島県板野郡板野町黒谷字居内5

〔宗派〕 東寺真言宗

〔本尊〕 大日如来

〔開基〕 弘法大師

〔真言〕 おん あびらうんけん ばざら だどばん

〔略縁起〕 開創年代は不詳だが、弘法大師が留錫した際、大日如来を感得し、その姿を刻んで本尊にした。 この本尊は1寸8分(約5.5cm)ほどで、八十八カ所のうち、大日如来を本尊とする寺は六カ所だけである。 真言宗では大日如来は「宇宙の中心、万物の根源とされる人々にあまねく慈悲をもたらす最高の仏」とされており、この本尊にちなみ、大師が寺号を大日寺とした。 その後、寺は興廃を繰り返すが、江戸期には再建された。
-『四国八十八カ所』から-


                本堂                       御本尊は大日如来













              大師堂                        山門 (鐘楼門)  













    回廊には西国三十三箇所の観音像            香淳皇后モデルの弁天様













          眺むれば 月白妙の 夜半なれや

                        ただ黒谷に 墨染の袖




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