2010年11月01日
第20番 鶴林寺
四国八十八カ所 第20番札所 鶴林寺
霊鷲山 宝珠院 鶴林寺 (かくりんじ)
〔所在地〕 徳島県勝浦郡勝浦町生名鷲ヶ尾14
〔宗派〕 高野山真言宗
〔本尊〕 地蔵菩薩
〔開基〕 弘法大師
〔真言〕 おん かかかび さんまえい そわか
〔略縁起〕 延暦17年(798)、桓武天皇の勅願により開かれた。 大師がこの地で修行中、雌雄の2羽の白鶴がかわるがわる老杉に舞い降りては、小さな黄金の地蔵菩薩を守護しているのを見た。 大師はすぐに3尺(約90㎝)の地蔵菩薩を彫り、その胸の部分に黄金の地蔵菩薩をおさめて本尊としたという。 また、この寺の山の姿がインドの山の一つ、霊鷲山に似ていることから、山号名づけられた。 本堂両わきには、伝説の白鶴の像がある。
-『四国八十八カ所』から-
しげりつる 鶴の林を しるべにて
大師ぞいます 地蔵帝釈
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