2010年11月02日
第22番 平等寺
四国八十八カ所 第22番札所 平等寺
白水山 医王院 平等寺 (びょうどうじ)
〔所在地〕 徳島県阿南市新野町秋山177
〔宗派〕 高野山真言宗
〔本尊〕 薬師如来
〔開基〕 弘法大師
〔真言〕 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
〔略縁起〕 弘仁5年(814)、大師41歳のとき、厄除け修行のためこの地を訪れると、空中に5色の瑞雲がたなびき、その中に金色の梵字があらわれた。 大師が喜んでこの梵字を加持すると、四方に光が照り輝いて、薬師如来い姿を変えたという。 そこで、大師は加持水を求めて杖で井戸を掘ると、乳白色の水が湧き出した。 山号はその水に由来する。 また、大師はその水で、人々が平等に救済されることを祈念して、寺号を平等寺と定めたという。
-『四国八十八カ所』から-
平等に 隔てのなきと 聞く時は
あら頼もしき 仏とぞみる
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