2010年12月28日

第24番 最御崎寺


四国八十八カ所 第24番札所 最御崎寺





室戸山 明星院 最御崎寺 (ほつみさきじ)

〔所在地〕 高知県室戸市室戸岬町4058-1

〔宗派〕 真言宗豊山派

〔本尊〕 虚空蔵菩薩

〔開基〕 弘法大師

〔真言〕 のうぼう あきゃしゃきゃらばや おん ありきゃまり ぼり そわか

〔略縁起〕 室戸岬は、仏門に入って間もない弘法大師が苦修練行を重ねた地。弱冠19歳だった大師は洞窟にこもり、虚空蔵求聞持法を修行した。厳しい修行がつづいたある夜、虚空蔵菩薩の仮現である明星が飛来して大師の口の中に入ったという。のちの大同2年(807)、唐から帰国した大師は、再びこの地を訪れて本尊の虚空蔵菩薩を刻み、本堂を建立したという。第二十六番札所金剛頂寺が「西寺」と呼ばれるのに対し、当山は「東寺」と呼ばれる。
-『四国八十八カ所』から-



              本堂                            大師堂












             多宝塔                           鐘楼堂













             明星の 出ぬる方の 東寺
                  暗き迷いは などかあらまじ





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