2011年01月01日

白兎神社


明けまして おめでとうございます
卯年にちなんで 因幡の白兎


                  白兎海岸        気多之前と淤岐ノ島



因幡国 白兎神社 (はくとじんじゃ)

〔鎮座地〕 鳥取県鳥取市白兎宮腰603

〔社格〕 旧村社

〔御祭神〕 白兎神    〔合祀〕 保食神


参道には兎がいっぱい



白兎神社
御祭神  白兎神を主神とし保食神を合祀している
鎮座地  鳥取市白兎六〇三番地
例祭日  四月十七日御輿途御行事あり
 白兎神社は古事記、日本書紀に記されている由緒の明らかな所謂「因幡の白兎」で有名な神社である。
 古事記に曰く淤岐ノ島に流された兎海の和邇を欺きて気多之前まで渡らむとせしが欺きを知りたる和邇により悉く衣服を剥がれ泣き悲しむ兎に八十神の命もちて海塩を浴みて風に当り伏せれば前にも増して痛みはげしく、ここに大穴牟遅神(大国主命)その兎に教へたまはく「今急くこの水門に往きて水もて汝が身を洗ひて、水門の蒲黄を取りて敷き散らしその上に輾転てば汝が身、本の膚の如必ず差えなむものぞ」と教へたまひき。かれ教の如せしかば、その身もとの如くなりき。・・・・・・・
 日本医療の発祥の地であり古来病気傷痍に霊験あらたかな神様である。
 尚、大国主命と八上姫との縁を取りもたれた(仲人された)縁結びの神様でもある。
-境内案内板から-







             拝殿                            本殿













〔左〕 菊座石  本殿を支える土台石(六ケ)に菊の紋章が彫刻(二十八弁)してある。近郷の社はもちろん、全国的にも珍しい。神社創設が皇室と何らかの関係があったものと云われている。
〔右〕 御身洗池 (不増不滅の池)



〔左〕 北里蘭 歌碑
鰐の背に 似たる岩見ゆ 蒲ならぬ 波の花散る 気多の御前に

〔右〕 田村虎蔵先生 碑    大黒さま
石原和三郎 詞    田村虎蔵 曲




大黒様       作詞:石原和三郎   作曲:田村虎蔵

       1、 大きな袋を 肩にかけ   大黒様が 来かかると
          ここに因幡の 白うさぎ   皮をむかれて 赤裸
       2、 大黒様は あわれがり   きれいな水に 身を洗い
          がまの穂綿に くるまれと  よくよく教えて やりました
       3、 大黒様の いうとおり    きれいな水に 身を洗い
          がまの穂綿に くるまれば  うさぎはもとの 白うさぎ
       4、 大黒さまは 誰だろう    大国主の命とて
          国を開きて 世の人を    助けなされた 神様よ




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