2011年01月12日
第32番 禅師峰寺
四国八十八カ所 第32番札所 禅師峰寺
八葉山 求聞持院 禅師峰寺 (ぜんじぶじ)
〔所在地〕 高知県南国市十市3084
〔宗派〕 真言宗豊山派
〔本尊〕 十一面観世音菩薩
〔開基〕 行基菩薩
〔真言〕 おん まか きゃろにきゃ そわか
〔略縁起〕 土佐湾を見下ろす峰山の山頂にある当山は、神亀年間(724~729)に行基が開基した。 大同2年(807)、大師が土佐の海の航海を祈願して十一面観世音菩薩を刻み、本尊としたという。 この大師作の十一面観世音菩薩は「船魂観音」とも呼ばれ、土佐藩主の山内一豊も参勤交代の際には、必ずここにお参りしたという。 山号は、峰山の山容が8葉の白蓮に似ていることからこの名がついた。
-『四国八十八カ所』から-
本堂 大師堂
〔左〕 本尊は十一面観世音菩薩
〔右〕 大師堂の大師像
〔左〕 山門(仁王門)
〔右〕 境内からは土佐湾が一望
静かなる 我がみなもとの 禅師峰寺
浮かぶ心は 法の早船
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