2011年06月02日
第66番 雲辺寺
四国八十八カ所 第66番札所 雲辺寺
巨鼈山 千手院 雲辺寺 (うんぺんじ)
〔所在地〕 徳島県三好市池田町白地ノロウチ763-2
〔宗派〕 真言宗御室派
〔本尊〕 千手観世音菩薩
〔開基〕 弘法大師
〔真言〕 おん ばさら たらま きりく
〔略縁起〕 標高927m、雲辺寺山の頂にあるこの寺は、八十八カ所中最も高い札所。 しばしば霧に包まれるその姿は、まさに雲の中の寺である。 延暦8年(789)、当時16歳だった大師は、寺院建立のための用材を求めてこの山に登った。 その際、ただならぬ霊気を感じて、この地に一堂を建立したという。 のちの大同2年(807)、嵯峨天皇の勅願を受けて再びこの山に登った大師は、仏舎利と毘盧遮那法印を山中に納めて四国霊場とした。
-『四国八十八カ所』から-
本堂 大師堂
護摩堂 五百羅漢 五社大権現
〔左〕 「おたのみなす」の腰掛け
願いを込めて「おたのみなす」に腰かけてみて下さい〔右〕 種田山頭火 句碑
石仏 濡仏 けふも秋雨山頭火
はるばると 雲のほとりの 寺に来て
月日を今は ふもとにぞ見る
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