2010年10月05日

第7番 十楽寺


四国八十八カ所 第7番札所 十楽寺















光明山 蓮華院 十楽寺 (じゅうらくじ)

〔所在地〕 徳島県阿波市高尾字法教田58

〔宗派〕 高野山真言宗

〔本尊〕 阿弥陀如来

〔開基〕 弘法大師

〔真言〕 おん あみりた ていぜい からうん

 〔略縁起〕 人間が極楽浄土に往生すると、十の光明に輝く悦び(十楽)を授けられるといわれる。 弘法大師はこの地を訪れた際、阿弥陀如来を感得し、衆生が十の楽を得られるようにと堂宇を建立、寺号を十楽寺と定めた。 もとは現在よりも3㎞あまり奥の十楽寺谷にあったが、戦国時代に戦火によって焼失。 寺は江戸期になって現在の場所に再建された。 幸い、大師自刻の本尊は戦火をまぬがれ、いまも創建時のものが安置されている。
-『四国八十八カ所』から-



              本堂                            大師堂














           中門 (遍照殿)                   中門上層の愛染明王














          人間の 八苦を早く 離れなば

                              到らん方は 九品十楽




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