2010年10月11日

第8番 熊谷寺


四国八十八カ所 第8番札所 熊谷寺





普明山 真光院 熊谷寺 (くまだにじ)

 〔所在地〕 徳島県阿波市土成町土成字前田185

 〔宗派〕 高野山真言宗

 〔本尊〕 千手観世音菩薩

 〔開基〕 弘法大師

 〔真言〕 おん ばさら たらま きりく

 〔略縁起〕 弘仁6年(815)、大師が熊谷寺の閼伽ケ谷で修行していたところ、紀州の熊野権現
 があらわれ、「長く衆生済度の礎とせよ」と告げて1寸8分(約5.5cm)の金の観世音菩薩を授
 けたという。 そこで大師は自ら霊木に等身大の千手観音を刻み、その胎内に金の観音像をおさ
 め、120粒の仏舎利を入れて本尊とした。 しかし、本尊は昭和2年の火災によって焼失。
 現在のものは昭和46年に改めて造られたものである。
-『四国八十八カ所』から-



      山門(仁王門)は貞享4年(1687)の建立。  高さ13mの二重門で四国霊場最大。




              大師堂                           本堂














        薪とり 水熊谷の 寺に来て

                            難行するも 後の世のため




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