2010年10月18日
第9番 法輪寺
四国八十八カ所 第9番札所 法輪寺
正覚山 菩提院 法輪寺 (ほうりんじ)
〔所在地〕 徳島県阿波市土成町土成198-2
〔宗派〕 高野山真言宗
〔本尊〕 涅槃釈迦如来
〔開基〕 弘法大師
〔真言〕 のうまく さんまんだ ぼだなん ばく
〔略縁起〕 もとは現在地より約3㎞北の法地ヶ谷にあった。弘仁6年(815)、この谷に仏の使いである白蛇がすんでいることを知った大師は、釈迦如来の涅槃像を作って堂宇を建立。 この時、山号は白蛇山法林寺といった。 戦国期の戦火で焼失し、正保年間(1644~1648)に現在の地に再建され、寺号も改められた。 本尊は88カ所の中で唯一の寝姿の釈迦如来像。 頭を北にして西を向いたこの寝姿は釈迦の入滅の姿をあらわしている。
-『四国八十八カ所』から-
〔左〕 山門(仁王門)
〔中〕 山門の扁額「正覚山」
〔右〕 本堂の扁額
本堂 大師堂
大乗の 誹謗も科も ひるがえし
転法輪の 縁とこそきけ
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