2010年10月20日
第11番 藤井寺
四国八十八カ所 第11番札所 藤井寺
金剛山 一乗院 藤井寺 (ふじいでら)
〔所在地〕 徳島県吉野川市鴨島町飯尾1525
〔宗派〕 臨済宗妙心寺派
〔本尊〕 薬師如来
〔開基〕 弘法大師
〔真言〕 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
〔略縁起〕 弘仁6年(815)、大師42歳の厄年に、衆生と自らの厄災を除くため薬師如来を刻み、堂宇を建てて安置したのが始まりとされる。また、そのとき大師は境内に5色の藤を植えたとされ、寺号の由来にもなっている。開基から江戸期に入るまでは真言宗の寺だったが、戦火にもあい、衰退はなはだしい寺を南山国師(阿波藩主の帰依した僧)が入山して再興した際、宗派を臨済宗に改めた。本尊の薬師如来は、国の重要文化財。
-『四国八十八カ所』から-
本堂 内陣
林雲渓作の天井画 大師堂
白龍弁財天堂 山門 (仁王門)
色も香も 無比中道の 藤井寺
真如の波の たたぬ日もなし
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