2010年11月12日

木地師のふるさと(1)


木地師のふるさと滋賀県の小椋谷を訪ねてきました





筒井神社 (つついじんじゃ)

〔鎮座地〕  滋賀県東近江市蛭谷176  (旧永源寺町)

〔御祭神〕  宇佐八幡大神 (うさはちまんおおかみ)
        惟喬親王 (これたかしんのう)

〔御神紋〕  十六菊

〔旧社格〕  村社


筒井神社由緒

貞観七年(865)十一月人皇五十五代文徳天皇第一皇子惟喬親王はこの地より約二粁北にある筒井峠に宇佐八幡宮を勧請せられて筒井八幡宮を創建された。
其の後筒井峠は轆轤発祥の地木地都市として栄え、筒井千軒の豪華さを𧦅われるようになった。また後世迄全国津々浦々にわったてロクロ師に免許を与え且これらを支配してきた公文所(政所)を設けられていた。近代工業発展の今日に至っても轆轤師の業挽物関係の工業を継ぐ者は当神社を崇敬し遠隔をとわず常に参拝者が後を絶たない状況である。
因みに昭和五十五年四月木地屋民芸品資料展示館が文化庁の助成に依り建設され民俗学上貴重な資料とされている氏子駈帳其の他重要な文献並びに作品が数多く展示されている。
尚現在の神社は明治初年管理の都合上筒井峠から現在地に遷宮されたものである。
  木地屋資料館
-『門前案内板』から-



           筒井神社拝殿                        帰雲庵















境内にある木地師資料館では「氏子駈帳」などの貴重な文献や二人挽き轆轤・東北地方の伝統こけしが多数展示されています。




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