2011年01月14日
第34番 種間寺
四国八十八カ所 第34番札所 種間寺
本尾山 朱雀院 種間寺 (たねまじ)
〔所在地〕 高知県高知市春野町秋山72
〔宗派〕 真言宗豊山派
〔本尊〕 薬師如来
〔開基〕 弘法大師
〔真言〕 おん ころころ せんだりまとうぎ そわか
〔略縁起〕 種間寺の歴史は古く、創建は用明天皇の時代(585~587)までさかのぼる。 敏達天皇のころ、大坂四天王寺の建立に来ていた百済の仏師が、帰国の途中で嵐にあい、当山にほど近い秋山の港に避難した。 彼らは航海の安全を祈って薬師如来像を彫り、本尾山に安置したという。 これが当山の始まり。 のちに大師が四国霊場として開創し、唐から持ち帰った五穀(米、麦、粟、きび、豆)の種を寺の境内にまいたとか。 これが寺号の由来。
-『四国八十八カ所』から-
本堂 大師堂
〔左〕 子育観音堂
底の抜けた柄杓が奉納
〔右〕 大師像
歩く姿の大師像
世の中に 蒔ける五穀の 種間寺
深き如来の 大悲なりけり
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