2011年02月28日

第38番 金剛福寺

四国八十八カ所 第38番札所 金剛福寺




蹉跎山 補陀洛院 金剛福寺 (こんごうふくじ)

〔所在地〕 高知県土佐清水市足摺岬214-1

〔宗派〕  真言宗豊山派

〔本尊〕 三面千手観世音菩薩

〔開基〕 弘法大師

〔真言〕 おん ばざら たらま きりく そわか

〔略縁起〕 四国の最南端にあるこの寺は、弘仁13年(822)、嵯峨天皇から「補陀洛東門を建立せよ」との勅願を受けて大師が建立した。 補陀洛とは、梵語のポータラカを漢字であらわしたもので、インドの南海岸に位置する観世音菩薩が住む山をいう。 山号の蹉跎山の「蹉」も「跎」も「足をすって歩く」という意味。 当時からここが巡拝の難所であったことがうかがえる。 開基以来、代々天皇の勅願所となり、土佐最大級寺院となった。
-『四国八十八カ所』から-



              本堂                           大師堂













〔左〕 山門の扁額
「補陀洛東門」
三筆・嵯峨天皇の勅額?

〔右〕 山門 (仁王門)




   〔左〕 和泉式部逆修塔
       (宝篋印塔)
和泉式部の黒髪が埋められているという

   〔右〕 多宝塔



       大師亀                 愛染堂                不動堂





         ふだらくや ここは岬の 船の棹
                         取るも捨つるも 法のさだやま




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