2011年03月02日
第39番 延光寺
四国八十八カ所 第39番札所 延光寺
赤亀山 寺山院 延光寺 (えんこうじ)
〔所在地〕 高知県宿毛市平田町中山390
〔宗派〕 真言宗智山派
〔本尊〕 薬師如来
〔開基〕 行基菩薩
〔真言〕 おん ころころ せんだりまとうぎ そわか
〔略縁起〕 神亀元年(724)、聖武天皇の勅願により行基が開基し、亀鶴山施薬院宝光寺と号を定めたのが始まり。 のちの延暦14年(795)、大師が桓武天皇の祈願所として再興。 日光・月光菩薩を本尊の脇侍として安置し、札所に定めた。 100年以上たった延喜11年(911)、姿を消していた寺の池の赤亀が、竜宮城から銅鐘を背負って帰ってきたことから、山号と寺号が改められた。 境内の池のほとりには、この亀の石像が安置されている。
-『四国八十八カ所』から-
本堂 大師堂
〔左〕 梵鐘を背負った赤亀の像
延喜11年、竜宮城から梵鐘を背負って帰ってきた伝説の赤亀。
〔右〕 宝医水 (眼洗いの井戸)
大師が湧かせた眼病に霊験のある霊水。
山門 (仁王門) 境内の庭園
南無薬師 諸病悉除の 願こめて
詣る我が身を 助けましませ
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