2011年03月06日
第41番 龍光寺
四国八十八カ所 第41番札所 龍光寺
稲荷山 護国院 龍光寺 (りゅうこうじ)
〔所在地〕 愛媛県宇和島市三間町戸雁173
〔宗派〕 真言宗御室派
〔本尊〕 十一面観世音菩薩
〔開基〕 弘法大師
〔真言〕 おん まか きゃろにきゃ そわか
〔略縁起〕 大同2年(807)、この地を巡錫していた大師は、稲を背負った白髪の老人に出会う。 老人は「私はこの地で仏法を守護し、人々の利益となるようにしたい」と告げ、姿を消した。 大師は彼こそ五穀大明神の化身と察し、尊像を刻んで稲荷大明神として安置したという。 その後、明治の神仏分離令により、旧本堂を稲荷社とし、その下段に十一面観音を本尊とする新本堂が建てられた。 そのため、この寺の山門は鳥居になっている。
-『四国八十八カ所』から-
本堂 大師堂
稲荷神社由緒 (三間のお稲荷さん)
当神社は、大同二年(西暦八〇七年)に京都の稲荷神社を宇和郡戸雁村にお迎えしたといわれております。
稲荷神社に鎮座まします御祭神
主祭神 豊宇気姫命 配神 猿田彦命・大宮女大神
稲荷神社の建造物
本殿 木造三間社流造 柿葺 三間町文化財指定
弊殿 木造切妻造 瓦葺
拝殿 木造入母屋造 瓦葺
稲荷神社の初午祭(特殊神事)
毎年三月の第一日曜日
稲荷神社の御神徳
五穀豊穣 商売繁盛
をもたらす神様として、広く庶民に崇め奉られております。
赤い鳥居・狐の狛犬に象徴されるお稲荷さんは、南予一円からの参拝も盛んで、特に初午祭は人々の暮らし深くなじんでいるまつりで、当地方随一の賑わいを呈しております。
-境内案内板から-
山門は鳥居 稲荷神社
この神は 三国流布の 密教を
守り給わむ 誓いとぞ聞く
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