2011年03月07日

第42番 佛木寺


四国八十八カ所 第42番札所 佛木寺




一果山 毘盧舎那院 佛木寺 (ぶつもくじ)

〔所在地〕 愛媛県宇和島市三間町則1683

〔宗派〕 真言宗御室派

〔本尊〕 大日如来

〔開基〕 弘法大師

〔真言〕 おん あびらうんけん ばざら だどばん

〔略縁起〕 大同2年(807)、大師はこの地で牛を引く一人の老人に出会う。 すすめられるままに牛の背に揺られて進むと、大きなくすのきのこずえに一果の宝珠がかかり、きらきらと輝いているのを発見する。 見ると、大師が唐の恵果阿闍梨から拝受し、「有縁の地を選ばれるように」と日本に向かって投げた仏祖伝来の宝珠であった。 大師はこの地が霊地であると察し、そのくすのきで大日如来を刻んで、宝珠をその眉間におさめ、一堂を建立した。
-『四国八十八カ所』から-



              本堂                           大師堂












    茅葺の鐘楼堂           聖徳太子堂                  不動堂




             草も木も 仏になれる 仏木寺
                             なお頼もしき 鬼畜人天




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