2011年03月17日

第46番 浄瑠璃寺


四国八十八カ所 第46番札所 浄瑠璃寺




医王山 養珠院 浄瑠璃寺 (じょうるりじ)

〔所在地〕 愛媛県松山市浄瑠璃町282

〔宗派〕 真言宗豊山派

〔本尊〕 薬師如来

〔開基〕 行基菩薩

〔真言〕 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか

〔略縁起〕 和銅元年(708)、行基が奈良の大仏開眼に先だって仏教布教のためにこの地を訪れ、仏教流布の最適地と確信し、伽藍を建立。 寺号は、薬師如来のいる場所が浄瑠璃浄土ということ、また薬師如来の別名が瑠璃光如来ということに由来している。 のちの大同2年(807)、大師もこの地を訪れて堂宇を創建。 四国霊場のひとつと定めた。 正徳5年(1715)には山火事でほとんどが焼失するも、庄屋出身の僧尭音により、再建された。
-『四国八十八カ所』から-


              本堂                           大師堂












〔左〕 伊吹柏槙(イブキビャクシン)の大樹
松山市指定天然記念物
樹齢千年を超すといわれ
大師お加持の霊木と伝えられる

〔右〕 正岡子規の句碑
 
   永き日や  衛門三郎  浄瑠理寺 
                        子規




〔左〕 仏手石
あらゆる 知恵と技能 ひらく
文化を造り出す手に感謝を

〔右〕 一願弁財天堂  
願い事をひとつ叶えてくれるという




           極楽の 浄瑠璃世界 たくらへば
                           受くる苦楽は 報いならまじ




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