2011年04月25日

第48番 西林寺


四国八十八カ所 第48番札所 西林寺




清滝山 安養院 西林寺 (さいりんじ)

〔所在地〕 愛媛県松山市高井町1007

〔宗派〕 真言宗豊山派

〔本尊〕 十一面観世音菩薩

〔開基〕 行基菩薩

〔真言〕 おん まか きゃろにきゃ そわか

〔略縁起〕 天平13年(741)、行基が現在の松山市小野播磨塚近くに開基。 約60年後の大同2年(807)、弘法大師が当時の国司、越智実勝とともに寺を現在地に移し伽藍を再建、四十八番目の札所に定めた。 境内の西南150mほどの場所にある杖の渕は、大師の伝説がある。 日照りに苦しむ人のため、大師が地に錫杖を突き立て一心に祈願すると、清水が湧き出て淵(泉)となり、人々の困苦を救った。 この淵の水は、「名水百選」に選ばれている。
-『四国八十八カ所』から-



              本堂                           大師堂













〔左〕 閻魔堂

〔右〕 正岡子規の句碑
  秋風や 髙井のていれぎ 三津の鯛
                          子規




        弥陀仏の 世界を訪ね 行きたくば
                             西の林の 寺に詣れよ




この記事へのトラックバックURL

http://manyuuki.mediacat-blog.jp/t65792