2011年04月26日
第49番 浄土寺
四国八十八カ所 第49番札所 浄土寺
西林山 三蔵院 浄土寺 (じょうどじ)
〔所在地〕 愛媛県松山市鷹子町1198
〔宗派〕 真言宗豊山派
〔本尊〕 釈迦如来
〔開基〕 恵明上人
〔真言〕 のうまく さんまんだ ぼだなん ばく
〔略縁起〕 天平勝宝年間(749~757)、恵明上人の開基とされ、のちに大師が再興して霊場と定めた。 戦火で焼失するも、文明14年(1482)に国主の河野通宣によって再建された。 この寺近在の人々は、この一帯を「空也谷」と呼ぶ。 これは、70年間の生涯を民間での念仏教化に捧げたといわれる空也上人が、ここに3年間滞在していたため。 上人がこの地を去るときに自ら刻んだという空也像は、現存しており、寺宝とされている。
-『四国八十八カ所』から-
本堂 大師堂
〔左〕 愛染堂と阿弥陀堂
〔右〕 正岡子規の句碑
霜月の空也は 骨に生きにける
子規〔右〕 正岡子規の句碑
霜月の空也は 骨に生きにける
十悪の 我身を棄てず そのままに
浄土の寺へ まゐりこそすれ
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