2011年04月28日

第51番 石手寺


四国八十八カ所 第51番札所 石手寺




熊野山 虚空蔵院 石手寺 (いしてじ)

〔所在地〕 愛媛県松山市石手2-9-21

〔宗派〕 真言宗豊山派

〔本尊〕 薬師如来

〔開基〕 行基菩薩

〔真言〕 おん ころころ せんだりまとうぎ そわか

〔略縁起〕 開創は古く、神亀5年(728)、越智玉純が聖武天皇の勅願により伽藍を建立し、安養寺と名づけた。 このときは法相宗に属していたが、のちに大師が来錫した際、真言宗に改めた。 石手寺と称するのは、寛平4年(892)のこと。 衛門三郎の伝説からこの名がついた。 平安から室町に至るまで寺運は隆盛を極め、七堂伽藍を有したが、長宗我部氏の兵火で大半を焼失。 しかし、仁王門、本堂、三重塔、鐘楼はいまも現存している。
-『四国八十八カ所』から-



              本堂                           大師堂












       阿弥陀堂                三重塔                鐘楼




〔左〕 衛門三郎の像

〔右〕 正岡子規の句碑
身の上や 御鬮を引けば 秋の風
                      子規




         西方を よそとは見まじ 安養の
                           寺に詣りて 受くる十楽




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