2011年05月09日
第61番 香園寺
四国八十八カ所 第61番札所 香園寺
栴檀山 教王院 香園寺 (こうおんじ)
〔所在地〕 愛媛県西条市小松町南川甲19
〔宗派〕 真言宗御室派
〔本尊〕 大日如来
〔開基〕) 聖徳太子
〔真言〕 おん あびらうんけん ばざら だどばん
〔略縁起〕 開基は古く、6世紀後半の用明天皇の時代に、聖徳太子が父である天皇の病気回復を祈願して建立した。 天平年間(729~749)には行基が、大同年間(806~810)には弘法大師が来錫し、霊場に定めた。 大師は、門前で身重の女性が苦しむのを見て秘法の加持を行った。 女性は無事に男子を産み、加持の際に大師が栴檀の香をたいて修法したことが山号の由来になっている。 以後、戦国期の戦火で焼失。 大正2年に再建された。
-『四国八十八カ所』から-
大聖堂内 本堂 大聖堂内 大師堂
〔左〕 子安大師堂
日々無事安産、子授かりを祈願する参拝者が多数訪れる。〔右〕 聖徳殿
当山の開祖、聖徳太子を祀る。後の世を 思へば詣れ 香園寺
止めて止まらぬ 白瀧の水